映画「帝一の國」の大鷹弾のその後は?結末ネタバレも

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生徒会長選挙に命をかける野心みなぎる男・赤場帝一を中心に繰り広げられる学園政権闘争コメディ作品である映画「帝一の國」

超人気イケメン俳優が集結し、個性的なキャラクターたちをコミカルに演じて、大ヒット作品となりました。

その中でも、本作で主人公赤場帝一の最大のライバルとも言える大鷹弾の人気や注目度は非常に高く、演じた俳優が、最近話題を集めたドラマ「テセウスの船」で主演をつとめた竹内涼真さんということもあって、菅田将暉演じる赤場帝一の人気に匹敵するほどネットでも話題になっています。

続編も熱望されている本作

そこで今回は、気になる大鷹弾のその後の話にも触れてご紹介します。
 
 

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結末ネタバレ

氷室vs森園

父の不祥事で部屋に閉じこもっていた帝一は、大鷹弾や光明、美美子に喝を入れられたことで、遅刻しながらも投票に向かう意思を固めます。

しかし、帝一が学校へ投票へ来るという情報をいち早く察知した東郷によって、校庭のグラウンドで待ち伏せを食らい、投票に向かうことを妨害されてしまいました。

東郷の謀略によって、父・譲介が逮捕されてしまった事実をそこで知った帝一は激怒し、揉み合いの喧嘩になります。

幼い頃から、東郷はいつも帝一と比較され、そのことで父に叱られる毎日を送ってきたと打ち明け、喧嘩は激しさを増していきます。

ついに、倒れた帝一でしたが、一緒に付き添っていた美美子のハイキックによって東郷は気絶し、決着がつきます。

結局、帝一は投票には間に合わず棄権扱いとなりました。

一方、投票会場では、氷室が賄賂で票を約束されていると思い込んでいた生徒たちの裏切りもあり、獲得票数は拮抗していました。

さらには、氷室の側近・駒の造反によって、森園の獲得票数が上回りそうな状況へとなっていきます。

あとは、大鷹弾が投票すれば森園の勝利が決定すると思われたその時、彼は白票を投じました。

このことで獲得票数が同数となってしまったため、選挙のルール規定により、現生徒会長・堂山圭吾により指名で決着が着くこととなります。

「好き嫌いで決めてよいのか迷った」と白票を投じた弾の狙いはここにありました。

これからの海帝高校の行く末を、現生徒会長に委ねるという判断だったのです。

堂山は、選挙戦で自分にリーダーの資質というものが何かを教えてくれた森園を選びます。

 

その後、失意の氷室が学校の屋上から自殺未遂を図りますが、光明が予め、帝一用に用意していた敷き詰めたマットによって命が救われます。

この自殺未遂騒動がマスコミを賑わせて世間で注目されることとなり、生徒会長派閥が問題視されて解体となりました。

それに伴って、腐敗した学校の規律や選挙制度等が見直されていくのです。

帝一vs弾

一年後、帝一たちの生徒会長選挙の時期になっていました。

収監されていた父・譲介も釈放されて、現総理と妻・桜子が迎えに来ていました。

譲介を罠にはめた東郷卯三郎大臣の不正が暴かれ、潔白が証明されたのです。

総理の後押しを受けて、再起を決意する父・譲介でした。

 

一方、海帝高校では、新しい選挙制度で全校生徒による投票ルールとなっていたため、帝一の代の選挙からは全校生徒を集め、体育館で投票が行われていました。

途中経過では、立候補者の三名の獲得票数は、帝一と弾が僅差で、東郷の獲得票数はわずかです。

自分が生徒会長になれる望みが無いことを悟った東郷は、立候補者にも投票権があるのかを運営に確認して、側近の二四三と共に帝一のもとへ投票しにいきます。

「腐れ縁だ」と言い放つ東郷たちの二票が帝一のもとへきたことで、帝一が次期生徒会長濃厚という状況になりました。

投票締め切り間近のカウントダウンの最後の瞬間、勝利目前の帝一は弾のもとへ投票しに移動します。

わずか一票差で弾が次期生徒会長となり、帝一の突飛な行動に、動揺する選挙会場

そこで、帝一は「借りは返した」「お前にはたくさん助けられた」「今度は僕が助けてやりたいんだ」「友達だろ」と弾を祝福するのです。

学校中の人に見守られ拍手で讃えられながら、帝一たちの生徒会長選挙が終わりました。

次期生徒会長となった弾は帝一を副会長に指名します。

そして、帝一は、生徒会長を目指すと決めた幼い頃からずっと封印していた、ピアノを就任式で披露することになります。

そのピアノ曲は”マリオネット・あやつり人形”です。

 

国会議事堂を見つめる帝一と光明の姿がありました。

帝一の國を作ると誓い合う帝一と光明

選挙の真相は実は違っていたのです。

締め切り間近に、東郷が弾のもとへ移動しようとしていることを察知した光明が帝一にそのことを伝えます。

それを知った帝一はすぐさま、弾のもとへ注目を集める形で移動して「勝たせてやる」という演出をしたのでした。

負けたと勝たせてやったとでは意味は全然違ってきます。

このことで、帝一は人望を集めることに成功したのでした。

そして、彼は”あやつり人形”を弾きながら、「君たちのことだよ」と心の中で言いながら微笑みます。

あやつり人形こそが彼の本当の狙いだったのです。

以上が、結末あらすじとなります。

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大鷹弾のその後

映画があまりにも面白かったので、その後の話を調べてみました。

どうやら映画のラストは原作の最終話の場面まで一気に飛んでいたようです。

ただ、さらに個性的な後輩たちも巻き込む形で、帝一たちの選挙では新たなドラマが原作では描かれていました。

そして、その原作の後日談にあたる番外編があります。

原作「帝一の國」番外編(ネタバレ)

ジャンプスクエア2017年5月号に特別読切として掲載された番外編に後日談が描かれていました。

帝一たちが三年生となり、後輩たちの生徒会長選挙がメインのストーリーとなっています。

映画では氷室ローランドの自殺未遂がマスコミを騒がせたことによって、政界で影響力のある海帝高校生徒会長会が解体されたとありましたが、原作では話が少し違います。

大鷹弾や赤場帝一たちの新生徒会の政策によって、生徒会長選が全校生徒が権利を有する立候補制で、その投票も全校生徒によるものとなっていったのです。

この選挙の新制度によって生徒会長選挙におけるルーム長の存在意義も薄くなり、多額の寄付金競争も無くなっていきました。

そして、大鷹弾は政界にも働きかけていきます。

総理大臣に直々に頼み込み、内部告発をすることで大きなニュースとなり、政界で強い影響力のあった海帝生徒会長派閥は次第に力を無くしていきました。

こうして、生徒会長にならずとも総理大臣を目指せる道を作り上げていったのです。

番外編で描かれた後輩たちの新制度の選挙では、実際に25名もの立候補者が届け出を出しています。

この新体制を快く思わない人物が番外編の黒幕でした。

映画版でも出てきたその人物、実はとても実写再現度が高かったのです。

新制度によって政財界から責め立てられ、ルーム長の権威も無くなったことで寄付金も1/10にまで落ち込み、そのことが理由で、新入生に大金をばらまく不正を行って、旧体制に戻してくれる立候補者に票が集まるように裏で選挙を操っていたのです。

実はこれには東郷も関与していました。

海帝の民主化の影響で責め立てられたのは校長だけではなく、東郷の父親もだったのです。

海帝会長派閥が解体された影響で、彼の父親は通産省の事務次官をクビになっていたのでした。

旧体制に戻そうと暗躍する陣営と、森園、氷室世代から大鷹や赤場たちが必死に守ってきた新しい変革の動きをもたらす意志を受け継ぐ後継者による陣営との選挙戦がメインで話が進んでいくわけです。

番外編では腐敗した海帝の膿を全て出し切るところまで描かれています。

その最大の功労者が大鷹弾でした。

そして、映画では描かれなかった原作に登場する後輩たちにも魅力あるキャラクターが大勢います。

こうした点も、映画の続編が期待される理由でしょう。

大鷹が原作の最終話で、帝一の考えを見抜いている場面がありました。

「まだまだこれからだろ?わかってるぜお前はまだやる気だろ?」

帝一が総理大臣を目指す道を諦めていないことは弾にはわかっていたんですね。

映画のラストの場面でも、弾は全てわかっていた上で、帝一のことを友人として考えて、彼を本気で応援するつもりで副会長に指名したのだと考えると、彼の魅力が一層高まったような印象を受けました。

海帝の民主化の影響で、生徒会長でありながら大学の推薦を受けられなくなってしまっていましたが、彼の進路は、赤場帝一と一緒に東大に合格し、大学でも学園生活を共に過ごしていくことになります。

そして、原作のエピローグでは、現代にまで時代は進み、総理大臣となった赤場帝一の姿が描かれています。

他のメンバーの様子はここでは描かれていませんでしたが、赤場帝一が総理大臣となるまでに美美子や光明だけでなく、大鷹弾もきっと帝一の支えとなったのではないでしょうか?
 
 
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