世界仰天ニュース(2020年1月21日)滋賀県警の大学生冤罪事件の内容ネタバレと感想

テレビ番組

2020年1月21日(火)放送の「世界仰天ニュース」は、身にふりかかった不幸からの逆転スペシャルが放送されました。
 
 
番組では、大学生が滋賀県警に逮捕されたなどが、紹介されました。
 
 
この記事では、2020年1月21日(火)放送の「世界仰天ニュース」の内容ネタバレと感想について、お伝えいたします。

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2020年1月21日(火)放送の「世界仰天ニュース」の放送内容一覧

【出演者】
 
MC / 中居正広、笑福亭鶴瓶
アシスタント / 久野静香
 
 
【ゲスト】
 
・宮沢氷魚
・奈緒
・バイきんぐ小峠
・メイプル超合金カズレイサー
・秋山真凛
・三輪記子
 
 
これまでの「世界仰天ニュース」の内容については、こちらを見てみてください。
 

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2020年1月21日放送の「世界仰天ニュース」の内容ネタバレ

鼻の中に異物!大騒ぎの動画!

ゆず入りのジャム状のものをお湯で溶かした特製のゆず茶。
これを飲み、とんでもないことが起きた。

投稿してくれたのはこちらの家族。
2019年、奈良県に住む山下陽賀さん。24歳。
彼女は1人娘を育てるシングルマザー。

で、この日。
もともと頭痛持ちだった彼女。
市販の頭痛薬2錠をゆず茶で一気に飲んでしまった。

飲み物なら何でもいいだろうと軽い気持ちだったが、超ムセてしまった!!
さらに薬が鼻の奥に引っかかってしまう。
鼻をかんだり、息を吐いたりしてみるが全然取れない。

最初はバカにしていた姉。母は救急相談に電話。
なんとその時の映像が残っていた。

しかし夜が遅かったため、
診てもらえる病院は車で1時間かかる大阪の病院だけだった。

そこで、慌てて父に電話すると「鼻うがい」を試すよう言われた。
鼻うがいとは、一般的に片方の鼻から水を入れて、もう一方の鼻から水を出す洗浄方法。
その時の映像も残っていた!!
で、やってみると、この時出てきたのは1錠だけ。

結局、放置するのが怖かったので、この後1時間かけて大阪の病院に行った陽賀さん。
2個目は大阪の病院まで走っている間に溶けてしまっていたという。そもそもの頭痛はいつの間にか治っていたという。

もし鼻の奥に物が詰まった場合、
器官や肺に入り窒息してしまうことがあるので、すぐに病院に行くことをオススメします。

滋賀県警が大学生を逮捕?なぜ?

2018年7月、大阪。当時21歳の大学4年生。
彼は実家を出て1人暮らしをしていた。

就職活動は順調。
既に大手企業などから3つの内定をもらっていた。
母親がシングルマザーだったこともあり、アルバイトをして学費の足しにしていた。

そんな彼の人生は、ある時大きく狂わされる。

その日は、内定した企業へインターンシップに行く予定だった。

すると・・・

目の前に現れたのは滋賀県警の刑事。
「氏名不詳者と共謀の上、詐欺をした疑いで逮捕状が出ている」と突然告げられ、
大学生の男性は詐欺の容疑で逮捕された。

そしてそのまま、大阪から滋賀県の大津北署に連行された。
VTRは、大学生が綴った被害者ノートや関係者への取材に基づく再現である。

2017年11月1日から2日の間、76歳の被害者に電話をかけ、
息子になりすまして現金800万円を騙し取った疑いがあるのだという。
かけられた嫌疑は、1年近く前のオレオレ詐欺事件。

実際に電話をする「かけ子」や金を受け取る「受け子」ではなく、
大学生はそれらをまとめる「指示役」だったと言うのだ。
もちろん身に覚えがないことを訴えたが、全く信じてはもらえなかった。

一方その頃、警察から実家の母親へ連絡が入った。

当時のことについて実家の母親が取材に答えてくれた。
突然の連絡に、何が何だかわからなかったという母親。

逮捕されたその日のうちに母親から連絡を受けた坂野真一弁護士が面会に。
「何かの間違い。これですぐに帰れるだろう」大学生はそう思っていた。

だがこれが、300日以上にも及ぶ長い勾留生活の始まりだった。

<警察と検察は正しかったのか?>

翌日の取り調べでも、大学生は容疑を否認したが、

面会に訪れた母親は警察官にこう言われた。

「まさかお母さん信じてませんよね?息子さんめちゃめちゃ悪いですよ。お母さん知らんだけですわ」

一体、なぜ大学生は逮捕されたのか?

ある22才の男がオレオレ詐欺事件の見張り役として大学生より先に逮捕されていた。
実は、大学生の男性とその22才の男は顔見知り。

最初は友人の連れという程度だったが、次第に金を貸してほしいと頼まれるように。
そのことでたびたび連絡を取り合うようになっていた。

その22才の男が、警察でオレオレ詐欺事件の罪を認めていたが、ある検察官の指摘で突然供述を変えた。

検察官「少年や他の知人を勧誘し、彼らの日程調整をして報酬を渡していたということは詐欺グループのピラミッドの中で一番下ではないってことになるね。」
すると22歳の男はこんなことを言い出した。

22歳の男「実は、嘘ついてました。上にもう1人、指示役がいたんです」
検察官の一言で供述を変えた22歳の男。なぜか?

それぞれの量刑は、事件の件数や被害額、そしてグループ内における地位などによっても大きく左右される。
22歳の男は「見張りのまとめ役」として、詐欺グループの中で重要な役割を担っていると見られたので、自分より上の人間がいると言い出したのだ。

こうして、あの大学生が疑われたのだ。
だが警察も、22歳の男の証言だけで大学生の逮捕に踏み切ることはできない。

そこで、22歳の男と共に見張り役として逮捕された少年に聞くと、その少年も話を合わせた。
こうして警察は22歳の男と少年の供述だけで、大学生の逮捕に踏み切っていたのだ。

逮捕から3日目の2018年8月1日。

大学生は、大津地方検察庁へ送検された。
検察官は、きっと公正な調べをするだろうと思っていたが、検察官も大学生の男性を犯人だと決めつけていた。

この時初めて大学生は、検察官に自分が逮捕された理由について聞いた。

すると検事は、共犯者の供述と通話履歴、それと防犯カメラの映像だと答えた。

「共犯者?」「通話記録に防犯カメラの映像?」大学生は何が何だか分からなかった。

そして逮捕から22日目の8月20日。

否認し続けたが、ついに大学生の男性は起訴された。
警察・検察への不信感、苛立ちが募った。

しかし、1件目起訴のその日に、なんと別の詐欺容疑でも逮捕された。
起訴されたあとの、取り調べはひどいものだったという。

警察はどうしても自白させたかったと思われる。

しかも、検察官が語った逮捕の理由は「通話履歴と防犯カメラの映像」だと言っていたが、それもかなりいい加減なものだった。

<人生を狂わされた大学生の真実>

坂野弁護士は、検察側の証拠を副主任の永井弁護士と2人で徹底的に調べた。
すると、すぐにつじつまが合わないことが分かった。

22歳の男が“大学生から指示の電話があった”と言った時間には、大学生の通話記録はなかったのだ。さらに、証拠と言われた防犯カメラ映像には、大学生は全く映っていなかった。

その頃から、取り調べは適当になっていく。

大学生が何も答えないからと、取り調べ中に刑事は目の前で居眠り。大学生が刑事の男性が起こす事もあったという。ちゃんと取り調べをする気もない、ただただ無駄な時間だけが過ぎていく。

そんな状況にも関わらず、その後も大学生は新たに2つの詐欺事件の容疑をかけられ逮捕された。いずれも22歳の男や少年が関わった詐欺事件だった。

大学生はこの時、就職の内定取り消しや大学の留年も覚悟した。
当たり前に来ると思っていた未来は崩れ落ちた。

息子が置かれている状況が徐々に明らかになっていった時母は、自分の足で事件の情報や犯人のことについて聞いて回っていた。そういったことは警察も当然調べているだろうと思っていたが、警察では何も調べていなかった。

逮捕から5か月が経った2019年1月。

大学生は身柄を大津にある拘置所に送られた。
彼が入れられたのは、広さ3畳ほどの独房。

共犯者がいたと思われている事件だったことから、誰とも接触できないようにしたのだ。
暖房もなく、凍えるような寒さ。
さらに、受刑者の懲罰房に囲まれている厳しい環境だった。

そんな中で唯一心が休まる時間。弁護士以外は母だけ面会を許された。
母は、息子が逮捕されてから仕事を早めに切り上げ、大阪から車で1時間半かけ毎日面会に来ていた。

これまで手紙など書いたことなかった大学生だったが、拘置所生活では母への感謝の手紙を書いていた。

この頃から大学生は、検察の証拠や男達の供述調書などを坂野弁護士に届けてもらい、目を通すようになっていた。

そして、あることに気づく。

昨年11月2日に、自分が詐欺の犯人である22歳の男と連絡を取り合って事件を起こしたと警察に言われていたが、通話履歴を見ると、その日は地元の友達と遊んでいたことを思い出したのだ。

母は早速、その友人を訪ねた。
すると、11月2日、犯行があったとされる時刻に大学生は確かに友達と遊んでいたのだ。

そして2019年5月。       
ようやく保釈が認められ、306日ぶりに外に出た。

その後、ようやく裁判が始まり、坂野弁護士が訴えたのは、大学生の起訴理由が22歳の男と少年の供述のみだったこと。

そして、22歳の男の供述を捜査員が少年に詳細に伝えてから少年の供述をとったこと。
さらに、男らの供述が実際の通話履歴と整合しないことなどについて追及した。

2019年9月27日。
判決が出た。

大津地裁は「男らの証言は信用性に重大な疑義がある」と判断。
無罪判決を言い渡した。

そして裁判官は、22歳の男の供述と実際の通話履歴が一致しないこと、さらに22歳の男の供述を捜査員が少年に伝えてから少年の供述をとったことは不当として警察の捜査に苦言を呈した。

検察は控訴せず無罪が確定。逮捕から実に439日目だった。

罪のない大学生を陥れた2人。
19歳の少年は少年院に入り、22歳の男は自身の裁判で一部無罪を主張したが認められず実刑判決を受けた。

そして、不当な調べをしたとされた警察・検察は、現在も大学生や家族に対する謝罪の言葉は一切なく「捜査は適切であった」と主張している。

仰天ニュースは、今回の件について滋賀県警本部に取材を申し込んだが「正確な趣旨が伝わるか分からないため取材はお断りさせていただきます」という内容の回答があった。

無理な取り調べによる冤罪がなくなることを願いたい。

超勘違いした妻の騒動

2019年、山形県。

出産予定日を2週間後に控えていた稲村奈美さん。
実は彼女、便秘に苦しんでいた。

そして、とんでもない大騒ぎをする!!

ある日の夕食、夫の実家で焼肉を食べていた奈美さん。
食べることが大好きな彼女。さっと焼いてバクバク食べていた。
そして、その夜、突然激しい腹痛が!!

実はこの腹痛、ただの便秘によるものだったが・・・
彼女はなんと食中毒を疑った。

そしてここから地獄の勘違いが始まる。

「さっと焼いた焼肉がヤバかったのかも」
しかし、めちゃくちゃお腹は痛いのに、全然出ない。

すると彼女は、「もしかして食中毒ではなく陣痛が原因では?」と思ってしまう。
実際は便秘なのに。でも彼女は陣痛だと信じ込んだ。

そして、彼女は痛みの間隔を測り始めた。
陣痛が10分間隔になったら一般的に分娩が始まったと定義される。

痛みの感覚は大体10分。それは確信に変わった!!

奈美さんは、夫を起こし急いで病院へ。
病院に着くと助産師はすぐに子宮の状態と赤ちゃんの心拍数をチェック。

だが、助産師はなんだか変だと思い、彼女を横向きにさせ、まさかのグーっと肛門に指を入れた!

すると出たのは赤ちゃんではなく便だった!!

こうして、ただの便秘なのに陣痛だと勘違いし大騒ぎした奈美さん。

当時のことを振り返ると、痛みのレベルが今までと違いすぎて陣痛しか疑わなかったという。いつもと違う痛みがある場合はすぐに病院へ。

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2020年1月21日放送の「世界仰天ニュース」の感想

今回の放送は、身にふりかかった不幸からの逆転スペシャルでした。
 
 
大学生が逮捕された事件は本当に驚きました。ろくに調べもしないで犯人だと勝手に決めつけてた警察と検察。
 
 
初動捜査が適当だと、こうして冤罪事件が起こってしまうんだと、とても怖いなと思いました。
 
 
無罪判決が出たのにも関わらず、警察も検察も未だに謝罪がないのが信じられません。
 
 
自分たちの過ちを認めない態度に、これからも冤罪事件が起こるのではないかと思ってしまいました。



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