旅猫リポート(映画)のナナの種類は?ネタバレあらすじと感想も

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8月9日、有川浩さん原作の実写化映画「旅猫リポート」が地上波初登場します。試写会には主演の福士蒼汰さん、三木康一郎監督に皇太子ご一家が同席し、鑑賞されたことも話題となりました。
 
 
青年サトルと飼い猫ナナの心温まる旅路に号泣間違いなし!ナナ役の猫の気になる品種も調べてみました。

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旅猫リポートのネタバレあらすじ

猫と青年の日々


とある猫はサトルという青年の飼い猫です。

野良猫だったころからサトルと顔見知りはありましたが、なれ合いを求めない猫。
しかしある時、事故にあってけがをしたところをサトルに助けられた猫は、それ以来サトルと常に一緒に過ごしてきました。猫はしっぽの形が数字の7のようだから、という理由でナナと名づけられます。

それから5年間、サトルとナナはとても仲良く暮らしていました。
しかしある日サトルはナナをワゴンにのせ、ナナの引き取り人を探す旅に出ます。

候補その1:コースケ


初めに、サトルとナナはサトルが小学校の時仲の良かったコースケ(山本涼介)のもとを訪ねました。
久しぶりの再会ですが、コースケはなかなか複雑な家の状態を抱えている様子。
コースケは実家の写真館を引き継いでいましたが、厳しい父親に困り果てており、また妻は家を出ていく始末。
妻との仲を取り戻すため、猫好きな妻のためにナナを引き取りたい、とコースケは考えていました。

昔話に花を咲かせるサトルとコースケ。
2人は当時捨て猫にハチという名前をつけて、サトルの家で飼い、とても可愛がっていました。
しかし修学旅行の途中で、サトルの両親が亡くなってしまいます。その後サトルは母親の妹で、叔母の法子(竹内結子)のもとに預けられることとなり、ハチと離れなければならなくなりました。
コースケはそんなサトルの状況から、自分の両親にハチを飼いたいと頼み込むも、父親が厳しく許してもらうことはできませんでした。親友の力になれなかった過去をずっと後悔していたコースケ。

訪れたサトルに対して、今度こそ自分がナナを引き取りたいと思うコースケですが、コースケの事情を知ったナナは「お前の問題の解決が先だ」とゲージから出ようとしません。
それによりお見合いは成立しませんでしたが、サトルはコースケに「ナナではない、新しい猫を奥さんと飼うほうがいい」と告げ、コースケのもとを後にします。
その後コースケから、新しい猫を飼うことになり、妻も家に戻ってきた、と連絡がありました。

次に中学時代の友人のヨシミネ(前野朋哉)から連絡もありましたが、飼えなくなったと返答があり、サトルとナナはさらなる飼い主候補のもとへ向かいます。

候補その2:スギとチカコ

次に訪ねた場所にはサトルの高校時代仲の良かったチカコ(広瀬アリス)とスギ(大野拓郎)がいました。
2人は結婚しており、犬や猫がいるペンション「スギ」を営んでいます。
訪れたそばから、ナナはチカコとスギが飼っている犬の虎丸と威嚇しあってしまいます。虎丸には、サトルをよく思わない事情があるようです。

スギとチカコは幼馴染。そこに高校生の時転校してきたサトルが加わり3人仲良くしていました。
サトルは離れてしまったハチに会いに行くためにアルバイトをしていましたが、まもなく会いに行けるという時、ハチが事故にあい亡くなります。家族と思っていたハチまでこの世を去り、家族全員を失った喪失感に苛まれるサトル。
そんなサトルにチカコは、「会いに行って、ちゃんとお別れをしたほうがいい」と背中を押します。その励ましでサトルはハチに会いに行き、前を向くことができました。
サトルはチカコに対し好意を抱いていました。しかし、スギも同じくチカコに幼いころから思いを寄せていました。それを知ったサトルは、身を引くことを決めます。
そしてサトルは転校していきました。

現在では夫婦となったチカコとスギですが、スギは今もコースケに後ろめたさを感じていました。そのことの報いから、ナナを引き取りたいと思うスギでしたが、虎丸はそんなスギの気持ちを察知し、サトルとナナを良く思いません。そのため、やはりここでもお見合いは不成立となってしまいました。
出発直前、サトルは高校生の頃好きだったということをチカコに告げます。3人にあの頃のような笑顔が戻ります。スギの不安はようやく消え去ったようです。

最後の場所へ向かうため、サトルとナナはフェリーで九州に向かっていました。
旅路の途中、サトルとナナは菜の花がめいっぱい咲く菜の花畑に遭遇。そこでナナが突然いなくなってしまいます。慌てて探すも、ナナを見つけられないサトルは泣きだし、「おいていかないで、そばにおいてよ」と本音を吐き出します。すると足元に現れたナナが「絶対にサトルを置いていかない」と言います。
そしてサトルとナナは、サトルの両親のお墓を訪れました。
ナナを両親に紹介するサトル。両親とハチのことを思い出すサトルとナナの上には七色の虹がかかっていました。

旅の終着点:法子


最後に訪れたのは、サトルの叔母の法子のもとでした。
法子はサトルを育てるために判事として必死に働いていました。
サトルは成人となり1人で暮らしていましたが、ある時悪性の腫瘍が見つかり余命があと1年しかないということが判明します。
それを知った法子は時間の融通の利く仕事に変え、会社を辞めて身を寄せてきたサトルと一緒に過ごすことを決めました。

旅路を終え、終着点の法子の家で暮らし始めるサトルとナナ。
法子はサトルに対し、ずっと後悔していることがありました。
それはサトルを引き取った日、サトルが実は父親と母親と血が繋がっていない、という事実を幼いサトルに告げたことでした。
サトルは法子が担当した事件で育児放棄された赤ちゃんで、法子の姉夫婦が引き取って育てていました。
法子はそれについてサトルに謝りますが、サトルは、自分はとても感謝していて、友達にも恵まれた、とても幸せな人生だったと法子に感謝を伝えます。

【結末】1人と1匹の旅は続く

通院の日々が続くサトルでしたが、ある日とうとう入院してしまいます。
ナナはサトルがもう家に戻らないことを察知し、いつでもサトルのもとへ訪れることができるよう、野良猫に戻りました。
サトルが病院から外に出ると必ずナナがやってきます。ナナはサトルが間もなく息絶えることをにおいで察していました。

サトルとのお別れの時、ナナはサトルの最期を看取ります。サトルは「ありがとう」と呟いていました。

1年後、サトルの1周忌が行われます。そこにはサトルの友人たちの姿がありました。みな、サトルと猫の話で盛り上がっていました。
たくさんの思い出に囲まれ、これからもサトルとナナの旅は続きます。

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旅猫リポートの感想

だんだんと明かされていくサトルの抱えた秘密に、物語の悲しい終わりを予期させながらも、猫がしゃべるというコミカルさが、最後まで明るい雰囲気にさせてくれていました。話の流れはありきたりのようでもあり、結末が安易に予想できそうな展開でしたが、ラストに涙せずにはいられません。そしてナナ役の猫のたまらなく愛くるしさは、猫好きもそうでない人も十分に癒されると思います。それも含め、とても心温まる作品でした。

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旅猫リポートのナナの種類は?


ナナは「セルカークレックス」という猫の品種のようで、「奇跡の猫」という別名を持ちます。1987年にアメリカのモンタナ州で発見されました。性格は穏やかで、おっとりしていて甘えん坊のため飼いやすい品種のようです。
さらに調べたところ、ナナは「トム」という芸名でドラマやCMで活躍するタレント猫でした!確かに言われてみればどこかで見たことあるような・・・と思った人いるのではないでしょうか?トムの圧巻の演技力も、映画の見どころの一つと言えそうです。
 
 
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