グッドウィルハンティングのラスト結末ネタバレと感想|あらすじも

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現在のハリウッド映画界を牽引するマット・デイモンとベン・アフレックが、20代の頃に共同で作り上げた脚本です。

うまく生きられない人々の心の交流がじわじわと染みわたってきます。今は亡きロビン・ウィリアムズの、コミカルさを封印した抑えた演技にも温かいものが広がります。

心の扉を開きたいのにと願っている人にお勧めします。

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グッドウィルハンティングのネタバレあらすじ

何も変わらない毎日。ウィル・ハンティング(マット・デイモン)がひとりで暮らしているおんぼろな家に、今日も友人のチャッキー(ベン・アフレック)が迎えに来て出かけます。

世界的に権威のあるマサチューセッツ工科大学(MIT)で清掃の仕事をしているウィルは車もないので、いつもチャッキーと一緒です。

MITで数学を教えているランボー教授(ステラン・スカルスガルド)は、数学界のノーベル賞、フィールズ賞を受賞している数学者です。数人しか解けない難解な”フーリエ変換”の問題を廊下の黒板に書き出し「誰か解いてくれ」と言います。

夜間の清掃中にその問題に取り組むウィル。

週が明けて、見事正答を導いた者は誰かランボーが尋ねますが、どうやら学生たちの中にはいないようです。さらに難問で挑むランボー。

そのころウィルは、町で喧嘩騒ぎを起こし警察に連行されますが、大して気にとめていないようです。

ランボーの新しい問題を解いていたところ、ランボー本人に見つかり、反抗的な態度で立ち去り、清掃の仕事も辞めてしまいます(この問題も正解)。

その晩、いつもの仲間とバーに出かけます。気はいいが、仕事も長続きしない仲間たちです。チャッキーがハーバード生を装ってナンパし始めると、本物のハーバード生が自分の知識をひけらかしてチャッキーを追いつめようとしてきました。ウィルが論破し、高い学費を浪費しているだけだと追い払いました。

その場にいたスカイラー(ミニー・ドライヴァー)は店を出る際、「あなた本当はバカなの?45分も待ったけどもう帰るわ」と言いながらも電話番号を置いていきます(先ほどのハーバード生に自慢するウィル)。

大学ではランボーがウィルがどこの誰なのか調べていました。ウィルが保護観察中で法廷にいるとわかり出向いてみると、ここでも弁護士顔負けに自己弁護するウィルの姿がありました。

ウィルには犯罪歴がたくさんありました。保釈金5万ドルで閉廷です。拘留になったウィルは何食わぬ顔でスカイラーに電話をし「今度キャラメルでも」と誘います。

ランボーが身元保証人になると申し出ました。条件は二つ、毎週ランボーに会うこと(数学の問題を解く)と、セラピーを受けることです。数学の研究を一緒にすることは受け入れますが、セラピストに対しては馬鹿にした態度をとり続け、全員にさじを投げられました。

困ったランボーは、旧知の心理学者ショーン(ロビン・ウィリアムズ)に「100万人にひとりの若者なんだが、心を閉ざしている」「君と同じ下町出身なんだ」と頼み込み、承知してもらいました。

ショーンとウィルの初面談で、ウィルの方がショーンの分析を始めます。何を言われても受け止めていたショーンですが、ウィルが亡き妻との思い出を侮辱すると怒りだし(豹変し)、「妻を汚すようなことを言うなら殺すぞ」とまで言いました。

それでもショーンはウィルを引き受け、週一のペースでカウンセリングしていきます。

スカイラーとデートし始め、気さくでオープンな彼女に惹かれていきます。

ショーンに「君は自分の言葉がわかっていない、生意気で怯えた子どもだ」と言われると、次のカウンセリングは一時間無言で過ごしました。これはもちろん話したくないという意思表示であり、同時に人に心を開けないということでもありました。

ウィルはスカイラーと楽しい時間を過ごしながらも踏み込めず、家族の話で嘘をついたりします。

ショーンに「飛び込んでみろ」と言われますが、ショーン自身も病気で妻を亡くしたことから立ち直れていないように見えました。

ランボーが「ウィルは順調か?」とショーンに聞きます。ウィルにはたくさんのスカウトが来ているそうです。ショーンの見解は「まだ早い」なのですが、ランボーはウィルにどんな未来が開けるか期待ばかりを話し、今日も面接を受けていると言います(実際にはスカイラーとデートの約束があったウィルに代わって、チャッキーが出向いてぶち壊していました)。彼の人生は彼に考えさせるべきだと意見が対立する二人です。

いつものようにスカイラーの部屋で過ごしていた二人。スタンフォード大学に通うことが決まっているスカイラーは「一緒にカリフォルニアに来てほしい」と言います。するとウィルはパニックに襲われたように、否定的要素を並べ立てます。自分の生い立ちも告白します。「愛していないなら、あなたの人生から出ていくからそう言って」とスカイラーが言うと、「愛していない」と言い残し部屋から出ていきました。

ランボーに対しても「こんな問題を解けない先生を見ているのが苦痛だ」なんて言ってしまうし、自分で解いた数式を燃やしてしまいます。ランボーは素直に、君の才能に脅威を感じているし捨てるようなことはしてほしくないと気持ちを伝えます。

ショーンともぶつかります。いったい何をしたいんだ?と問われても、ひとに説教する資格なんてあるのか?と言い返します。

スカイラーが旅立つ日、電話をして、愛しているけどさよならだと告げ、見送りにも行きませんでした。そのことをチャッキーに話すと、「おまえは宝くじの当たり券を持っているのに、現金化する勇気がない。おまえ以外は皆その券がほしいのに」と言います。チャッキーはウィルの才能を純粋にうらやましいと、無駄にするのは許せないと思っていたのでした。

そしていつの日か、いつものように迎えに行くと、何も言わずにおまえは立ち去っている、そんなことを期待を込めて思っているんだと言いました。

ウィルがカウンセリングに遅れて到着すると、ランボーとショーンが激しく口論していました。二人はかつてライバルでした。しかし今やその影もないショーンを”敗残者”と罵るランボーでしたが、ウィルが現れ慌てて出ていきました。

ウィルはスカイラーと別れたことを告げました。「君は悪くない」とショーン。ウィルが何か言おうとするたびに「君は悪くない」と繰り返します。「過去はもう忘れるんだ。」ウィルはとうとうショーンの腕の中で泣き崩れました。

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グッドウィルハンティングのラスト結末

ウィルは就職を決めました。カウンセリングは終了ですが、ウィルはこれからもショーンと連絡を取り続けたいと言います。しかしショーンは旅に出るようです。もう一度自分の人生を生きてみる、君も自分を信じて生きろと別れます。

ウィルの誕生日に仲間たちが車をプレゼントしてくれました。パーツを組んで自分たちで修理したポンコツ車です。ウィルは心から感激しました。

旅立つ準備をしているショーンの元に、仕事を断るお詫びをランボーに伝えてくれといった趣旨の手紙を残し、ウィルも旅立ちます。チャッキーが言っていたように、誰にも何も言わずに。大切な仲間がくれた車に乗って、長い長い道を走り続けるラストシーン。

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グッドウィルハンティングの感想

一見人当たりはそんなに悪くないんです。とても深いところに闇を持っていて心を閉ざしているようには見えません。しかし他人がその部分に触れようとすると防衛本能を発揮して攻撃します。マット・デイモンがうまいです。

哀愁漂うシリアス演技を見せたロビン・ウィリアムズは、オスカーを受賞しました。

大学生のマットが授業で書いた原案が芽を出し、大きな花を咲かせた今作でした。



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