500日のサマーのネタバレあらすじとラスト結末|感想も

よくあるボーイミーツガールストーリーではありません。友だちと恋人のグレーゾーンに悩む二人のお話です。
 
500日の間を行ったり来たり、二人の関係を進んだり戻ったり追いかけます。
 
運命とか真実の愛とか、あなたは信じますか。

スポンサーリンク

500日のサマーのネタバレあらすじ

488日。サマー(ズーイー・デシャネル)の薬指にリングが光り、幸せそうな表情をしています。
 
290日。と、思ったら、倦怠感の漂う二人。トム(ジョセフ・ゴートン・レヴィット)は、年の離れた妹レイチェル(クロエ・グレース・モレッツ)に相談します。しかしなんと言われようと「サマーは特別だ、別れない」と心に誓います。
 
1日。出会いの日。トムは大学で建築を学んだものの、就いた仕事はグリーティングカードを作ることでした。退屈な仕事、彼女なしの地味な毎日を送っていました。ところがこの日、社長の新しいアシスタントとしてやって来たサマーに一目惚れしてしまいました。
 
4日。偶然、エレベーターに乗り合わせると、サマーのほうから「私もザ・スミスが好き」と話しかけてきました。
 
サマーには昔から、推しのアルバムは売れる、バイト先は売り上げがアップするなどの”サマー効果”といわれるものがありました。それだけ不思議な魅力を持った女性なのです。
 
154日。完璧にサマーに夢中のトムです(おそらく絶頂期です)。笑い声も眠っているときの顔も好き、話す前に唇をなめる癖が好き、ハート型のあざも好き。
 
11日。(また最初の頃に戻って)トムはアプローチすべきか悩んでレイチェル(子役のクロエがかわいい)や友人に相談しています。
 
28日。社員全員参加のカラオケ大会があり急接近します。楽しい時間を過ごしたのち、酔っ払った友人にサマーへの気持ちをばらされてしまいました。しかしサマーは「恋人はほしくない」「所有物にはなりたくない」「自分自身でいたい」と持論を展開し、友だちになろうと言われてしまいました。
 
31日。仕事中、隣りでコピーを取りながら、なんと突然サマーからキスしてきました(どういうこと?)
 
34日。二人でイケアを訪れ、まるで新婚ごっこ。「楽しいわ」とは言うものの、「真剣に付き合う気はないわ」と相変わらずで、トムは不本意ながら「いいよ、気楽にいこう」と同調します。しかしその日、サマーからベッドに誘います(うーん)。
 
(飛んで)303日。来週なら会えるけど、友達としてよというメールの返信がありました。
 
45日。人目も気にせず、職場でもご機嫌な二人です。
 
95日。トムのお気に入りの場所で二人で過ごします。トムの建築へのビジョンをサマーの腕に描いたりします。
 
109日。サマーの部屋に招かれました。二人を隔てる壁が低くなったのではないか、トムはサマーに選ばれたのだ、ここまで来た男はほかにいたのだろうか(これはトムの危険な妄想といえます)。
 
118日。「僕らの関係は?」日頃から自問していることをついにサマーにぶつけます。だってどこからどう見ても、幸せな恋人同士に見えるから。するとサマーは「幸せならいいじゃない。」
 
259日。クラブで男がサマーに声をかけます。しつこい男にトムが一発。けんかになりました。サマーの部屋に帰ってから「呆れた。もうしないで、助けはいらないから」と言われ、納得できないまま帰っていくトム。なかなか寝付けずにいると、雨降る中、サマーが訪ねてきて謝ってくれました。でもやっぱり「続かないのが人生なのよ」と。
 
314日。ひとりで映画を観ているトム。登場人物はすべて自分たちに見えてきて、夢を見ているうちに映画は終わっていました。
 
321日。社長に呼ばれます。仕事が不調なのはサマーのせいか?と聞かれます。
 
167日。このころはキャッチコピーが次々に浮かんできて、仕事も好調でした。
 
322日。サマーが憎いと友人に打ち明けます(154日にサマーの好きなところって挙げたことがすべて嫌いなところに変わっています)。
 
ほかの女の子とデートしてみても、サマーの愚痴ばかり言ってしまいます。失敗の原因をしっかり考えてみたらと忠告されます。
 
402日。会社の同僚の結婚式に向かうトムは、電車の中で久しぶりにサマーと会いました。コーヒーを飲みながら、笑顔で楽しい時間を過ごせました。ホームパーティを開くから来ない?とお誘いも受けました。
 
そのパーティでトムが見たものは、左手薬指に輝くリングを嬉しそうに友だちに見せているサマーの姿でした(よりを戻せるのではないかと期待を持ってでかけたトムと、現実のトムが二分割の画面で描かれています)。飛び出したトムの目に、街は白黒に見えました。
 
バスローブを着たまま買い物に出かけ、すれ違うカップルをひやかします。社内の会議では暴言を吐き、勢い余って「辞めます」と言い放ちます。何もする気になれないトムですが、このままひとりで家に腐っていてよいはずがありません。

スポンサーリンク

500日のサマーのラスト結末

真実の愛なんて信じないと言っていたはずのサマーが結婚するなんて、全く理解できないトムでした。それでも一念発起して建築家への夢に向かいます。勉強を再開し、就活にも励みます。そうすんなりとうまくいくはずはなく、面接は落ち続けています。
 
488日。トムのお気に入りの場所で、サマーと再会しました。サマーは、どうして結婚したのかを、「運命を感じた」と話し始めました。
 
真実の愛も運命も信じていないと言っていたじゃないかと、トムは怒りさえ感じていました。でもサマーは言います「ある朝目覚めて気づいたの。あなたの時とは違う気持ちに。」これが全てでした。
 
トムは再び就活に励みます。
 
500日。とある企業の面接で、ライバルの女性と言葉を交わします。偶然は必然。トムは思い切ってお茶に誘いました。彼女の名前は“オータム”でした。

スポンサーリンク

500日のサマーの感想

この映画、個人的には好きなのですが、好みははっきり分かれると思います。それは男女の区別ではなく、男脳、女脳によると思います。
 
サマーを、身勝手でわがままな女性だと、言動が一致していないじゃないかと苛立つ人もいて当然です。これじゃあ振り回されたトムがかわいそうって。
 
でも、トムじゃなかったんです。もうほんとそれだけです。サマーにはわかっていた、トムはわかりたくなかったんです。
 
アニメーションが挿入されたり、トムの妄想の部分が色づけされたり、編集もユニークで楽しめました。



洋画
スポンサーリンク
ムビドラくん
タイトルとURLをコピーしました