トイストーリー3のウッディのメモの内容は?ラストや最後も

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「もしおもちゃ達が生きていたら?」という世界観で描かれているトイ・ストーリーシリーズ。
『トイストーリー3』では、主人公であるウッディ(カウボーイ人形)と、持ち主である青年アンディ(大学進学を目前に控えた17歳)との別れが描かれます。

そんなトイストーリー3の終盤のあるシーンで登場する『黄色いメモ用紙』が、多くの視聴者の注目を集めているようです。

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トイ・ストーリー3のラストや最後

サニーサイドの騒動を経て、ゴミ処理場からどうにかアンディの家までたどり着いたおもちゃ達。
アンディと一緒に行けるのは、ウッディだけ。

しかし、おもちゃ達は覚悟を決めて屋根裏部屋行きの段ボールへ乗り込みます。

大学行きの段ボールへ入ることにしていたウッディが目にしたのは、別れを惜しむアンディ親子と、アンディが子供だった頃の思い出の写真でした。

それを見たウッディは、すぐに近くにあった黄色いメモ用紙に“ある文章”を書き込み、それを屋根裏行きの段ボールに張り付けました。

そして、メモを見たアンディは、おもちゃを屋根裏ではなく、近所にすむ少女ボニーの家へ届けることになったのです。

果たして、あのメモは何が書いてあったのでしょうか?

今回は、それを掘り下げていきたいと思います。

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ウッディのメモの内容は?

結論から言うと、あのメモには『1225 Sycamore』と書かれていました。これはボニーの家の住所です。

直後の母親との会話から、おそらくアンディは母親がボニーへ寄付するつもりで書いたものと思ったのでしょう。そのまま車を走らせ、ボニーの家へ向かうのでした。

ちなみに小説版だともう少し具体的で『ボニー・アンダーソンに寄付』という一文が追加されていました。興味がある方はご一読ください。

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アンディはおもちゃをとても大切に思っていた

劇中の描写から、アンディはウッディ以外のおもちゃも大切に扱っていたのは明白です。

実際、彼は当初の予定ではウッディ以外のおもちゃ達も捨てずに屋根裏に収納するつもりでした。

ところが、黒いビニール袋に入れていたせいで母親がゴミと間違えて捨ててしまい、それによりウッディ以外のおもちゃはアンディを見限ってしまったのです。

アンディが後になって母親が間違えて捨ててしまったことに気づいたときは、非常にショックを受けている場面もしっかりと描写されていました。

幸いこの場面をミセス・ポテトヘッドが目撃したために、おもちゃ達は真相に気付き、サニーサイド保育園から帰ることを決意したのでした。

もしこの場面をミセス・ポテトヘッドが見逃していたら、おもちゃ達はアンディの真意に気づかないまま、保育園でひどい目に逢い続けていたかもしれませんね。

騒動を経ておもちゃ達が元の場所へ戻っていたことに気づいた場面でも、アンディは明らかに喜んでいました。

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アンディがおもちゃを譲った理由

そんなアンディがボニーにおもちゃを譲ることに決めたのは、例のメモが最後の一押しになったのだと考えられます。

おもちゃを大切に思っているアンディだからこそ、おもちゃを屋根裏にしまってしまうのは、おもちゃに対して悪いことではないかと考えていたのかもしれませんね。

映画のラストで、アンディはボニーを相手におもちゃの紹介をしながら、久々にごっこ遊びをします。

この際、アンディはおもちゃ全部の名前とキャラクター設定をしっかりと覚えていました。

この場面からもおもちゃへの愛情を忘れていなかったことが伺えますね。

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ウッディとアンディの別れ

そして、ついにウッディとの別れが訪れます。大学行きの段ボールに入れていたはずのウッディが、箱の底にいたのです。

アンディは、本当はウッディだけは引っ越し先に連れて行く予定でした。

事実、他のおもちゃ達は楽しそうに説明していたアンディでしたが、ウッディを紹介するときだけは明らかに躊躇しており、名残惜しそうにしています。

しかし、ボニーが楽しそうにおもちゃで遊ぶ姿を見て、考えを改めたのでしょう。

最終的にウッディもボニーに託すことに決め、アンディは去りました。

この場面でも、アンディはどこか寂しそうな、切なそうな笑顔を見せていました。

ウッディの「あばよ、相棒」というセリフはもちろんアンディには聞こえていませんが、もしかすると、アンディも同じ事を考えていたかもしれませんね。

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なぜウッディはボニーの住所を知っていたか? 2つの理由

ところで、ウッディはどうやってボニーの住所を調べたのでしょうか?

実は、それについてもしっかり描写されていました。

序盤、サニーサイドから1人で脱走したウッディをボニーが自宅へ持ち帰った場面です。

あのシーンで、ドアにかかっていたリュックにはしっかり『BONNIE 1225 Sycamore』と住所が書かれていたのです。

さらに、ウッディはボニーの家でインターネットを使って現在地(ボニーの家)から目的地(アンディの家)を入力して調べていました。角を曲がってすぐの場所に位置しているようです。

上記の2点から、ウッディはボニーの住所を把握しており、さらに言えばアンディが簡単に立ち寄れる場所であると理解していたのです。

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なぜウッディはアンディとの別れを決意したのか?

本来であれば、ウッディだけは大学に行くことも出来ました。別れた仲間も、ボニーと楽しく過ごせたでしょう。

しかし、ウッディはあえてアンディとの別れを決めました。

ウッディが別れを決意したのは、終盤のアンディと母親の別れの会話の場面でしょう。

「おもちゃとの別れ」を素直に「それぞれ新たな一歩を踏み出すタイミング」と感じ取ったのでしょう。

だからこそ、ウッディは相棒であるアンディに別れを告げ、おもちゃとして、ボニーと新たな一歩を踏み出すことになったのです。



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