インクレディブルハルクのラストネタバレ|結末と感想も

洋画

どこかで聞いたことのある”スーパーソルジャー計画”です。

キャプテン・アメリカのように誰もが好感を持つヒーローの姿ではなく、全身緑色の巨体に変身してしまう悲劇です。

今作でハルクを演じているのは、アベンジャーズシリーズで知られているマーク・ラファロではありません。どちらのハルクがお好みか、じっくり観てみてください。

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インクレディブルハルクのネタバレあらすじ

※タイトルバックからストーリーが始まっていますので、しっかりとお見逃しなく!

物理学者ブルース・バナー(=ハルク エドワード・ノートン)が、自らガンマ線照射実験の実験台になっています。

その実験は大きな事故を起こし失敗。ブルースは多量のガンマ線を浴びてしまいました。恋人のベティ(リヴ・タイラー)とその父ロス将軍(ウィリアム・ハート)も巻き込まれてけがをしました。

ブルースは軍から逃れるために国外に逃亡します。

肉体変化の起きない日数 158日。ブラジルで孤独に生活しているブルースは、心拍数が200を超えると、怪力巨人ハルクになってしまうため、呼吸法を学び自身をコントロールできるよう修行しています。

ガラナソーダ工場に勤め、薬草の効果を試しながら、静かに肉体変化の起きない日数を更新しています(ミスターブルーという謎の人物からチャットでアドバイスをもらい、元の身体に戻る方法を探しています)。

ある日の仕事中に、誤って指を切り、数滴の血液がソーダの瓶に付着してしまいました。慌てて拭き取るも見逃しがあり、出荷されたその瓶のソーダを飲んだ人物(スタン・リー!)の体が、ガンマ線の影響を受けているのではないかと通報があり、ブルースの潜伏場所がロス将軍に見つかってしまいました。

特殊部隊を編成してブラジルに向かいます。英国海兵隊の精鋭エミル・ブロンスキー(=アボミネーション ティム・ロス)も、このメンバーでした。

ブルースの部屋を包囲しますが、突入を察したブルースはすでに逃げた後でした。

激しい逃走劇が続きます。追いつめられたブルースはついにハルクに変身してしまいました。麻酔銃などはまるで効きません。実弾や手りゅう弾もかすり傷さえ負わせることができません。

恐ろしい形相の緑の巨人が去っていくのを呆然と見つめるブロンスキー(将軍からあれがブルースだと聞かされます)。

肉体変化の起きない日数 0日。ハルクはブルースに戻り、アメリカのカルバー大学(研究を行っていた大学)を目指します(ミスターブルーに血液サンプルとデータが必要と言われたためです)。

そのころブロンスキーは、将軍からスーパーソルジャー計画のことを聞き、興味を示し、自らにも血清を投与してほしいと頼みます(将軍が誘導したとも言えます)。

肉体変化の起きない日数 17日。アメリカにたどり着いたブルースは、なじみだったピザ屋(スタンリーピザ)の店主に協力してもらい、配達を装って大学に潜入しましたが、データは消去されていました。

その晩、恋人を伴ってピザ店を訪れたベティと、ブルースは再会します。一晩だけベティの家に泊まり、軍が消去する前にコピーを取っていたデータをもらい、翌日、別れを惜しんでいるところに、軍が到着しました(ベティの恋人が知らせてしまいました)。

ひたすらに追われ、追いつめられ、催涙ガスを撃ち込まれたところでハルクに変身しました。となれば、攻撃のすべては無駄です。血清を少量投与されたブロンスキーなどまるで歯が立ちません。投げ飛ばされ全身骨折を負います。

ガンシップの攻撃が始まり、ハルクはベティを全力で守りました。そして気絶した彼女を抱えたまま逃げていきました(ベティの恋人は、嘘をついているのは将軍だと気づきました)。

目を覚ましたベティはハルクを見て驚きますが、彼に寄り添い落ち着かせます。ブルースに戻ったところで、二人でミスターブルー(=サミュエル・スターンズ博士 ティム・ブレイク・ネイソン)に会いに行きます(ベティが母の形見のネックレスを質に入れてお金を作りました)。

しかしこの時のブルーとのやり取りはシールドに監視されていて、軍にも見つかってしまいました。

同じころ、回復したブロンスキーは、さらなる投薬を要求していました。

スターンズ博士と合流し、ハルクに変身したうえで、血液に解毒剤を混ぜる実験をしました。ブルースに戻ることができましたが、これは一時的なものかもしれないと言われます。

スターンズ博士は、ブルースの血液を培養していました(ガンマテクノロジーの実用性は無限、ノーベル賞ものだなんて発言をしています)。ブルースはすべて焼却すべきだといい、博士が反対し、というところに軍が到着しました。

捕らえられたブルースに向かって「中和させてしまっていたなら、一生独房だぞ」と耳打ちするロス将軍。ベティは本気で父に怒りを露わにし、もう娘だとは思わないでと言います。

ブロンスキーはスターンズ博士のもとに向かい、ブルースの血液を自分に投与するよう強要します。恐れつつも好奇心にも負け、言われたとおりにしてしまう博士。ブロンスキーは醜悪なアボミネーションに姿を変えました。

そしてその姿でニューヨークの街中にパニックを引き起こしました。

移送のヘリでそのことを知らされたブルースは、「奴を作ったのは我々だ。僕が行く」とブルースのままヘリから落下しました。

巨人同士の最終対決です。どちらが勝つのでしょうか。

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インクレディブルハルクのラスト結末

地面に叩きつけられたのはハルクでした。ハルクはアボミネーションの暴挙を止めようとしています。

将軍は「緑の方に援護射撃しろ。もう片方は真っ二つに引き裂け」なんて指示を出します(またしても責任逃れな考え方です)。ヘリは撃ち続けますが、墜落させられてしまいました。ベティを守りたいハルクにアボミネーションが攻撃してきます。

アボミネーションの首に鎖を巻き付け絞め殺してしまう一歩手前のところで、ベティが叫びました。「もういいのよ」と。ハルクは去っていきました。

事態は収束しました。

肉体変化の起きない日数 31日。コロンビアに潜むブルースは質屋から取り戻したネックレスをベティに送ります。自分自身との闘いの日々です。

ラストで、ひとりでお酒を飲んでいるロス将軍のところにトニー・スタークが現れます。そしてアベンジャーズ計画の話をします。

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インクレディブルハルクの感想

エドワード・ノートンは「もっと良い脚本がほしかった」というような発言をし、マーベルスタジオと衝突してしまったようです。個人的にはマーク・ラファロのハルクのほうが好みなので、問題なしです。

これまた(キャプテン・アメリカ同様に)、野心というか下心ありのブロンスキーはヴィランになり、人を傷つけたくない、自身を精一杯制御しようとしているハルクはヒーローチームにスカウトされますね。姿ではなく、心が決めるんですね。

「私がアイアンマンだ」と宣言したのちのトニー・スタークがラストで出てきます。これはアベンジャーズ計画が動き出したばかりの頃のお話です。

 

 



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